INTERVIEWS 先輩紹介

高校が土木科だったこともあり、せっかく学んだ知識を生かせる仕事に就きたいと思って入社しました。もともと体を動かすのが好きだったので、建設業の仕事は自分に合っていると感じたんです。実は、入社前は「建設業ってちょっと怖そうな人が多いのかな」と思っていたんですが、実際は全然そんなことはなくて、優しい人や面白い先輩ばかりで、みんなすごく話しやすかったです。

現場では主に、安全管理や工程の管理を担当しています。最初は橋脚の工事を任されて、最近では新幹線の下の道路改良の現場を一人で担当することもありました。一人で現場を持つというのは責任が重くて、仕事がうまく進むか毎日不安でしたが、最後までやり切ったことで、大きな達成感と自信が得られました。自分で判断して進める場面も多く、プレッシャーはありますが、そのぶん成長できる環境だと思います。

やりがいを感じるのは、自分が携わった構造物を実際に見たり通ったりしたときです。「これは自分がつくったんだ」と誇らしく思えますし、何もないところから形ができていく過程を間近で見られるのは、この仕事ならではの魅力だと思います。大変なこともありますが、完成した瞬間の達成感は、全部の苦労を忘れるくらい大きいです。いつか子どもができたら、「これはお父さんがつくったんだよ」と胸を張って言いたいですね。