OUR ACTION CSR活動
社会のために
SDGsへの取り組み
当社は、富山市SDGsサポーターに登録し、持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向けた取り組みを進めています。
SDGsは、2015年の国連サミットで採択された「誰一人取り残さない」をテーマに、2030年までに達成すべき17の目標を掲げる国際的な取り組みです。
貧困や気候変動、教育、平和など多様な分野での課題に対し、企業としても積極的に対応し、環境負荷の低減や社会貢献に努めています。
取り組む4つの目標

- 喫煙、飲酒、食生活等の生活習慣に留意する
- 日常生活に適度な運動を取り入れる

- 使用していない電化製品の電源をこまめに切る
- 再生可能エネルギーが身近に使用されていないか調べる

- 冷房の設定を控えめにする
- 身の回りにある省エネ商品について調べる

- ボランティアやまちづくり活動、地域行事に参加する
- 立場の異なる人々と友好な関係づくりに務める
事業継続力強化計画認定について

中部経済産業局より令和6年3月25日付で「事業継続力強化計画」の認定を受けました。
本計画は、緊急事態(地震の発生等)においても、従業員及びその家族の安全を確保しながら自社の事業を継続することを目的として策定しました。
当社は、以下の基本方針に基づき、緊急事態における事業継続に向けた対応を行います。
- 人命を最優先として、社員と社員の家族の安全と生活を守る
- 地域社内の安全と復興に貢献する
- 施工中の現場被災状況を迅速に把握し、事業継続又は早朝の再開により、関係者への影響を極力少なくする
- 感染症の発生時においても人命を最優先して、従業員と従業員の家族の安全と生活を守る
環境への取り組み
私たちは、企業活動を通じて地域社会と環境に貢献する責任を大切にし、持続可能な未来に向けた取り組みを進めています。
その一環として、富山市SDGsサポーター登録を行い、地域とともに持続可能な社会の実現を目指しています。また、カーボンオフセットの推進や、ICT施工の導入、LED照明や省エネ設備の活用などを通じて、業務全体で環境負荷の低減に努めています。さらに、富山県の「チームとやまし」に参加し、地域との連携を深めながら、環境意識の向上と行動の変化を促進しています。
今後も地域に根ざした企業として、環境との共生を意識し、継続的な改善に取り組んでまいります。
チームとやまし

当社は、「チームとやまし」への参画を通じて、地域ぐるみの地球温暖化対策に積極的に取り組んでいます。
「チームとやまし」は、富山市が推進する地球温暖化防止のための市民・事業者一体の取り組みであり、CO₂排出量の削減や環境負荷の少ないライフスタイル・事業活動の実現を目的としたネットワークです。
当社では、エネルギー使用量の削減や省エネ設備の導入、ペーパーレス化の推進など、日常業務の中で実行可能な取り組みを継続し、地域の一員として持続可能な社会の実現に貢献しています。
今後も地域社会と連携しながら、環境意識の高い企業活動を進めてまいります。
お客様のために
品質への取り組み
当社では、品質マネジメントシステムの国際規格である「ISO9001」の認証を2001年より取得し、現在に至るまで継続的な改善に努めています。
ISO9000シリーズは、1987年3月にISO(国際標準化機構)によって発行された、品質マネジメントおよび品質保証に関する国際規格であり、組織の信頼性と顧客満足の向上を目的とした枠組みです。
当社は、認証の取得・維持に向けた取り組みを通じて、より高い品質の実現を目指すとともに、効果的な品質管理体制の構築・運用を推進しています。
品質方針
「顧客の信頼が得られる建設物の提供」および「地域社会への貢献」を確実に実行し、全社員で継続的改善を常に念頭に置き、品質マネジメントシステムの見直しをしていく。
品質目標
- 建設物の精度向上
- 不適合製品の防止
- 資源の有効利用
- 教育訓練の日常化
- 情報の積極的収集
令和7年度 品質目標
①労働災害発生0件(休業4日以上)
②工事成績80点確保(対象工事の平均点)
完成工事高15億円以上の確保
従業員のために
安全への取り組み
当社は、社員と協力業者が共に安全で安心して働ける環境を提供することを最優先に考えています。
「人命尊重」を基本に、安全意識の向上と労働環境の改善に向けた取り組みを積極的に行い、また外部機関との連携を強化し、定期的な安全管理活動を実施することで、事故や災害の未然防止を図っています。これらを通じて、全社員が安心して働ける職場づくりを推進しています。
高田組安全大会の開催
年1回5月に、全社員及び協力業者を含めた㈱高田組安全大会を開催しています。「人命尊重」を第一に掲げ、事故や災害のない明るい職場の実現を目指すためのものです。
社員による安全管理実施事例の発表や、工務部長による年間安全衛生管理目標の指導確認、外部講師として富山県建設業労働災害防止協会より「安全施工サイクル」について、RMS保険センターより「工事現場の事故について」、社会保険労務士より「社会の変化と今後の働き方」について講義を受け、仕事に取り組む協力体制の確立や安全意識の高揚を図っています。 併せて警察署交通課から「交通災害の近況と事故防止について」指導を受け、安全運転の徹底に努めています。
安全パトロールの実施
現場の「安全」は、すべての仕事の土台です。当社では、労働局などの外部による安全パトロールに加え、社内でも定期的に自主的な安全パトロールを実施しています。日々の業務の中で見落としがちなリスクや改善点を、第三者の視点でチェックすることで、事故の未然防止につなげる目的です。
現場の声を大切にしながら、安全意識の向上と安心して働ける環境づくりに日々努めています。
労働・雇用への取り組み
「人は会社の宝であり、未来である」という信念のもと、当社は人材こそ最大の財産であると考えています。
社員一人ひとりの成長や資質の向上が、企業の持続的な発展につながると確信し、働きやすい環境づくりと雇用労働条件の改善に継続して取り組んでいます。
雇用労働条件の改善
働き方改革の推進を背景に、当社では雇用の安定と労働条件の向上を、重要な経営課題のひとつと位置づけています。社員一人ひとりが安心して働き続けられる環境づくりをめざし、以下のような取り組みを実施しています。
- ICT人材育成推進企業
- 社内表彰制度
- ワークライフバランス
- 充実の福利厚生
- 仕事と子育て両立支援企業
人材の確保・活用
当社では、持続的な成長を支える基盤として、人材の確保と多様な活用を重要なテーマと位置づけ、世代や背景を問わず、一人ひとりの力が発揮できる環境づくりに取り組んでいます。
定年後再雇用に関する労使協定の締結
就業規則により満60歳をもって定年退職としていますが、熟練技術の継承や高齢者雇用の安定を図るため、平成16年の「改正高年齢者雇用安定法」施行を契機に、平成18年3月18日、従業員代表との間で「定年後再雇用に関する労使協定書」を締結しました。
この協定に基づき、定年退職者の継続勤務の意思を確認したうえで、最大65歳までの再雇用を実施しています。再雇用された社員には、技術や経験の次世代への伝承役を担ってもらっています。さらに、健康で意欲ある社員については、希望に応じて70歳までの再延長雇用も可能です。
制度導入以降、平成19年度(4月)以降に定年を迎えた社員7名のうち、5名が再雇用制度を利用し、引き続き現場で活躍しています。
土木科専攻学生(高校生)の現場実習受け入れ
建設産業の未来を担う若い世代の育成を目的に、当社では富山県立二上工業高等学校からの依頼により、平成7年より継続して現場実習を受け入れています。
土木科に在籍する生徒2〜3名を対象に、4日間の実践的な現場体験を提供。実習では、実務指導を交えながら、土木の仕事のやりがいや責任を実感してもらえるよう配慮しています。
実習後には、学校で開催される報告会に社長も出席し、生徒たちは体験を通じた学びや気づきを発表。これらの発表は、社員にとっても新たな視点に触れる機会となり、職業意識の向上につながっています。
若い世代との交流を通じて、社員自身が専門職としての誇りを再認識する場にもなっており、今後もこの取り組みを大切に継続していきます。
就労支援者事業への参画
服役を終えた方々の社会復帰を支援するため、地域の事業主を中心としたネットワークづくりが進められ、特定非営利活動促進法に基づく「富山県就労支援者事業者機構」が設立されています。
当社もこの趣旨に賛同し、協力雇用主として本事業に参画。法人運営や情報公開など受け入れ体制の整備を進めることで、社会的信頼性の向上と、服役者が社会の一員として活躍できる環境づくりに貢献しています。
企業理念の広告による周知
「堅実経営」「社員が作る会社(経営)」という企業モットーを社内外に浸透させるため、当社では広告媒体を活用した広報活動を行っています。
地域イベントへの協賛や、業界紙・協会誌への広告出稿の際には、「人は会社の宝であり未来です」というキャッチフレーズを併記し、社員を大切にする姿勢や未来志向の企業イメージを積極的に発信しています。